表記講座について、昨年はオンライン開催になってしまいましたが、今回は8月9日、本学(1号館多目的ホール)を会場として、無事、対面開催することができました。消毒・検温を行い、座席間隔をあけ、休憩時は全開放するなどの感染対策を施し、本学学生のみならず、県内の高校生など20名を超える参加者が木造建築の魅力と不思議に向かいあう有意義な時間となりました。講義後の質問も多岐にわたり、講師陣が驚くほどの鋭い質問が続きました。対面開催は、様々な実物大サンプルや資料を共有できる点でも、理想的なありかたであることを再確認いたしました。
群馬県では、高校生・大学生・専門学校生を対象とした木造建築について学べる講座を開催し、木造建築の基礎の座学と、木造建築に必要な木材の加工等の現地見学の計2日間の特別講座です。2週間後の8月23日の実地見学は、本学がバスの発着点で、渋川方面に製材所や施設の見学を行う予定です。(建築学科教授 石川恒夫)