このたび、群馬県庁にて前橋工科大学 工学部 建築学科2年生の建築設計課題「ダンボール椅子」の展示を行います。限られた材料で何ができるか、使い勝手と美しさを両立できるか、社会からの要請に正しく応えられるか。建築の仕事に携わる際、絶えず自問自答が求められます。ダンボール椅子についても、ダンボールという素材の特徴を理解し、接着剤も塗料も使わず、端材を極力出さない工夫によって、ユニークかつ環境に負担をかけない椅子を組み立てました。その中には、災害時の使用を想定した椅子、椅子に留まらないライフスタイルそのものを提案したアイデアも見られます。学生たちの瑞々しい感性、ものづくりに注ぎ込まれた情熱に触れていただけますと幸いです。展示された椅子に、どうぞお座りください。
・日時 2019年5月13日(月)〜5月15日(水)10〜16時(初日 13日のみ13〜16時)
・場所 群馬県庁1階県民ホール南(群馬県前橋市大手町1-1-1)
後援:群馬県県土整備部 建築課 / 協力:(有)カノー紙器