群馬トヨペット(前橋市)は11月16日、前橋市の楽歩堂前橋公園で、樹木などの寄贈式を行い、前橋市にハンカチノキ、ヒトツバタゴ、コブシの成木各1本と花壇を贈りました。県内の緑化事業を進める同社の「ふれあいグリーンキャンペーン」の一環で、1976年に始まり、今回が46回目ですが、大学との今回のようなコラボははじめてではないかとのことです。
寄贈式には群馬トヨペット大山社長、前橋市山本龍市長、下光リコさん(「緑の大使」2020年ミス・ジャパン東京大会グランプリ)とともに、花壇に設置された版築ベンチの制作指揮にあたった本学の石川恒夫建築学科教授も参列し、建築学科4年生2名も植樹に参加しました。
版築ベンチの制作は建築学科2年生の選択科目「建築設計ワークショップ」でこの10年取り組んでおり、今回、前橋高等職業訓練校 研究科「造園の杜」(代表 双葉造園・茂木一彦)との共同により、本学石川教授並びに建築学科三田村輝章准教授の制作指揮のもと、学部1年生から大学院1年生までの有志12名が残暑厳しい9月中旬に制作したものです。大学の授業(教育プログラム)を越えて、市民・社会に広く波及していくモデルになればと思います。
市長からは、挨拶のなかで「ベンチで憩う人々に木々が優しい風を送ってくれるのではないか」とのお言葉がありました。