2020年5月22日
建築設計基礎Ⅰは建築学科1年生の必修科目です。建築の学びの基礎体力づくりと位置づけており、絵言葉の理解を通じて、他者と世界と出会う喜びを体験することを目指しています。リアルタイムで学生の描く様子を見て、指導することができないことは大問題ですが、最善を尽くすべく、製図道具の使用方法についての動画を制作するとともに、通常講義を行う425教室の書画カメラを用いて、手元と黒板を映しつつ、教育の質を確保するよう努めています。自宅で描いた課題を郵送してもらい、TA(大学院生のティーチング・アシスタント)が赤入れをした課題を、次回に書画カメラで講評することで、互いの成果を鑑賞しつつ、個々人の成長を願っています。まだ構内で学ぶ機会が得られない1年生にとって、、ものづくりが楽しく、おもしろいことを感じてもらえれば幸いです。なお作品は簡易HPを作成し、学生が共有できるようにもしています。