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実習授業(建築設計ワークショップ)の再開とその後

2021年7月21日

キャンパス内で、土を突き固める「版築」であずまややベンチを制作する「建築設計ワークショップ」(建築学科2年生・選択科目)は、10年目の今年、警戒レベル4に伴う遠隔授業期間中、作業を停止せざるをえませんでしたが、6月中旬に再開後、雨に降られることなく、7月17日に完成をもって無事終了することができました。17日は快晴のもと、コロナ対策と熱中症対策に配慮しつつ、お昼時には星前学長が激励に駆けつけてくださいました。

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朝、ラジオ体操で体をほぐした後、17日は屋根を組みあげ、型枠をバラシ、座面を造作し、場内を清掃し、道具を片付けるという作業をしました。4つのグループがそれぞれ自分たちで構想した屋根イメージを版築と組み合わせつつ、地上に実現するというトータルなものづくりの体験ができる授業です。今年は9割近い学生が受講しましたが、屋外で気持ちよく汗をかき、体を動かし、友と語らう貴重な時間であったと思います。

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なお、この版築による実践的な教育プログラムは今年、日本建築学会教育賞(教育貢献)を授与され、5月末の学会の総会(オンライン)で賞状とメダルが授与されました(後日送付されました)。学生をはじめ、この学ぶに関わってくださったすべての皆様と喜びたいと思います。(担当、石川恒夫、三田村輝章、堤洋樹、工藤智之)

受賞理由業績紹介(日本建築学会ホームページ)

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