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日本農芸化学会関東支部2024年度大会が、東京大学農学部キャンパスの弥生講堂で、8月30日に開催されました。本学大学院生物工学専攻博士前期課程2年の加納竜也さん、小出琴理さん、1年の須永大輔さんが、日頃の研究成果を発表しました。

タイトル:「廃棄される梅種子粉末のビフィズス菌による資化について」(ポスター発表)

発表者:加納 竜也林 秀謙1,2石原 智3本間 知夫1,2前橋工大院・生物工、前橋工大・生命工学、3群馬県農業技術センター) 

タイトル:「味噌・醤油酵母の CRISPR/Cas9 によるゲノム編集」(口頭発表)

発表者:小出 琴理1、工藤 汐織2上原 虎太郎2、金子 晴哉2、尾形 智1,2前橋工大院・生物工学, 2前橋工大・生物工学)

タイトル:「農産廃棄・未利用物を原料とした酢酸発酵による酢の製造〜アルコール源の検討」(ポスター発表)

発表者:須永 大輔1、徳本 光希1、古澤 篤志2、石原 智3、本間 知夫1,4前橋工大院・生物工学、みまつ食品、3群馬県農業技術センター、4前橋工大・生命工学

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第97回日本細菌学会総会が、北海道の札幌にある札幌コンベンションセンターにおいて、8月7-9日に開催されました。本学大学院生物工学専攻博士前期課程1年の力石佑紀さんが日頃の研究成果を口頭発表しました。

タイトル:「ヒト腸内細菌Phocaeicola plebeius由来 キシラン取り込みに関するSusDの解析」

発表者:力石佑紀1、辻省吾1、 林秀謙1, 2(1前橋工大院・生物工  2前橋工・生物工)

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78回日本栄養・食糧学会大会が、福岡県のアクロス福岡・中村学園大学で524-26日に開催されました。本学大学院生物工学専攻博士前期課程2年の小林未果さん、1年の小笠原響さん、関口ひよりさん、松﨑萌笑さんが日頃の研究成果を口頭発表しました。

 

タイトル:「マウス摘出小腸におけるグルコース吸収およびデンプン分解に及ぼすムラサキサツマイモ濃縮エキスの影響」

発表者:小林 未果, 鈴木 優香2, 椎名 隆次郎2, 本間 知夫1前橋工大院・生物工, 日農化学工業)

 

タイトル:「腸管上皮尿酸排泄トランスポーターABCG2の発現を亢進する食品成分の探索・解析」

発表者:小笠原響1, 堀友稀1, 豊田優3,4, 高田龍平3, 谷井勇介5, 薩秀夫2前橋工大院工・生物工学, 2前橋工大工・生物工学, 3東大病院薬剤部, 4防衛医大分子生体制御学, 5日清食品HD・グローバルイノベーション研究センター)

 

タイトル:「ヒアルロン酸合成酵素の発現を制御する食品成分の探索および解析」

発表者:関口ひより1, 藤原唯信1, 薩秀夫2前橋工大院工・生物工学, 2前橋工大工・生物工学)

 

タイトル:「ヒト腸管オルガノイドの食品研究への応用」

発表者:松﨑萌笑1, 佐藤優1, 宮内栄治2, 薩秀夫3, 佐々木伸雄2前橋工大院工・生物工学, 2群馬大・生調研, 3前橋工大工・生物工学)

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生物工学科では、3年生後期に実施する生物工学実験IVの中の「微生物学実験II」で、これまで医薬品工場の見学を実施していました。コロナ感染症の影響で中止になっていましたが、今年度より再開することにしたものの、これまで訪問させて頂いていた会社の工場とは都合が付かなかったことから、今年度は「国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所」にお願いをして、12/15(金)に3年生45名、引率教員2名、学科技術員1名とともに見学に伺いました。

到着後、まず大会議室にて、研究所概況説明、研究内容の説明、放射線を扱う施設に立ち入ることからそのための手続き、諸注意を受けた後、4班に分かれて成果物の展示や掲示がなされているサイエンスプラザ、コバルト照射施設、電子線照射施設、イオン照射研究施設の4カ所について、施設見学とそれぞれの説明を受けました。施設見学後は大会議室に戻り、質疑応答の時間を設けて頂きました。様々な種類の放射線を利用した量子技術は、新規の機能性材料の創製、新たな特徴を持つ有用品種(植物、微生物)の創成など、環境・エネルギー、医療、農業など多岐にわたる分野で利活用されていることを学びました。

お忙しいところ、見学を受け入れて下さった高崎量子応用研究所の皆様に感謝申し上げます。

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(写真は左から、研究所説明、サイエンスプラザ見学、電子線照射施設見学)

令和5年度日本化学会関東支部群馬地区研究交流発表会が12月9日(土)に群馬大学桐生キャンパスにて開催され、生物工学専攻の大学院2年生1人及び1年生3人が、それぞれの研究成果を発表しました。1時間半の説明時間の間、どの発表も途切れること無く説明する状態が続き、各学生にとっても良い経験・刺激になったと思います。

タイトル:「廃棄・未利用農産物を原料とした酢生成物の製造〜発酵条件の検討」

発表者:徳本 光希, 古澤篤志2吉澤 茜里3, 深澤 千穂3, 塚越 裕氏3, 石原 智4本間 知夫1,5前工大院 工 生物工 みまつ食品 3東京フード 4群馬県農業技術センター 5前工大 生命工学)

タイトル:「ビフィズス菌による廃棄梅種子粉末の資化に関する研究」

発表者:加納 竜也, 林 秀謙2, 石原 智3本間 知夫1,2前工大院 工 生物工 前工大 生命工学 3群馬県農業技術センター

タイトル:「1,5-アンヒドログルシトールのマウス小腸における吸収」

発表者:小林 未果森田 亜須可2藤田 朋恵2大内 基司2本間 知夫1,3前工大院 工 生物工 獨協医大 医 薬理 3前工大 生命工学)

タイトル:「ウメ種子抽出液中の美白活性成分同定のための固相抽出分画条件の検討について」

発表者:對比地 華, 塚本 千恵2, 浅野 成美3, 引間 俊雄3, 石原 智4本間 知夫1,2前工大院 工 生物工 前工大 生物工 3コスモビューティー 4群馬県農業技術センター

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生物工学科では、3年生後期に実施する生物工学実験IVの中の「食品科学・衛生学実験II」で、食品工場の見学を実施しています。今年度はAGF関東株式会社様にお願いし、12/1(金)に3年生46名、引率教員3名、学科技術員1名とともに見学に伺いました。2019年にもAGF関東株式会社で工場見学を実施しましたが、その後コロナの影響で工場見学は中止が続いていましたので、4年ぶりの再開となりました。

まず大きな部屋で、AGF関東の会社案内、取り扱い商品などの説明、コーヒーに関する説明を聞き、またAGF関東の主力商品であるブレンディが冷水でも溶けやすいことを体験する実験を各テーブル(3人)毎に行いました。加えて食品科学・衛生学実験として来ていることから、AGF関東での工場内の環境維持や安全性確保のための取り組みに関する講義もリクエストしてお話頂きました。次いで2班に分かれて、ドリップタイプとスティックタイプの製造行程の見学を、実際に稼働中の機械等を見ながら、分かりやすい説明を聞きながら行いました。AGF関東の工場見学は、単に見学用通路から中の様子を見るのと違い、倉庫内を通り、階段の上り下りもあり、本当に工場の中を歩いて見ていることが実感できます。部屋に戻ってからは質疑応答の時間を設けて頂き、参加した学生や教員から出た質問に対しても丁寧に答えて頂きました。約1時間半にわたる工場見学は大変貴重な経験となりました。工場見学の感想を全学生から提出してもらい、会社の方にも送らせて頂きました。

お忙しいところ、見学を受け入れて下さったAGF関東株式会社の皆様に感謝申し上げます。

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11月28日~121日に名古屋国際会議場にて開催されたInternational Meeting of Japanese Association for Animal Cell Technology 2023 (JAACT2023)にて、本学大学院生物工学専攻博士前期2年の堀友稀さん、博士前期1年の佐藤優さんが日頃の研究成果を英語でポスター発表しました。初めて英語で研究発表し質疑・応答に対応する、という貴重な経験の機会となりました。

Title: Search and Analysis of Flavonoids Upregulating Urate Transporter ABCG2

Authors: 〇Yuki Hori1, Yasuhiro Enomoto1, Yu Toyoda3,4, Tappei Takada3, Atsuyoshi Nishina5, Hideo Satsu2 (1前工大院・工, 2前工大・工, 3東大病院・薬剤部, 4防衛医大・医学教育, 5東海学園大・健康栄養)

Title: Analysis of Natural Compounds that Regulate Intestinal Epithelial Glucose Transporter SGLT1 and GLUT5

Authors: Shimon Kimura1, 〇Yu Satou1, Junki Yoshida 3, Tadahiro Ohkuri3, Koji Nagao3, Yoshiaki Yokoo3, Kaito Kobayashi4, Hideo Satsu2 (1前工大院・工, 2前工大・工, 3サントリー食品インターナショナル, 4産総研・人工知能研究センター)

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生物工学科3年生を対象とした大学院進学ガイダンスを11月10日(金)に開催しました。

2018年3月に生物工学専攻を終了し、株式会社大協精工に就職した和多利 研二様を講師にお迎えし、本学大学院の進学の意義と就職について講演を行って頂きました。

会社での現在の研究開発の仕事内容、大学院時代の研究生活、就職活動など実際の経験を踏まえてお話しでした。

今後の大学院への進学と就職について非常に参考になると思いました。

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本大学院生物工学専攻1年生の小林紘君が第96回日本生化学会にてポスター発表を行いました。発表中は活発な質疑が行われるとともに様々な助言を受けて、さらなる研究の進展へのモチベーションが上がっている様子が見受けられました。

発表タイトル「フコイダン摂取による乾癬モデルマウスへの免疫賦活効果の検討」小林 紘1, 金子 夏実2, 高橋 弘明2, 星 淡子1,2 (1.前橋工科大学大学院, 2.前橋工科大学)

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情報・生命工学群(生物工学科)・本間教授が分担執筆した小学校中学年以上を対象とした根に関する本「根っこのふしぎな世界 第1巻 根っこってなんだろう?」が、文研出版より刊行されました。

https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/library/9784580825970/

本間教授は「土の上に出ている根っこがあるの?」を執筆しました。本間教授は、実際に研究のために西表島(沖縄県)や屋久島(鹿児島県)に定期的に出向いていて、西表島に生息するマングローブ植物(海辺に生息する植物の総称)で、根のことを調べるための計測を行っています。本の表紙には、本間教授が撮影した西表島のヤエヤマヒルギ(マングローブ植物の仲間)、屋久島のアコウの写真が掲載されています。

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