生物工学科では、3年生後期に実施する生物工学実験IVの中の「食品科学・衛生学実験II」で、食品工場の見学を実施しています。今年度はAGF関東株式会社様にお願いし、12/1(金)に3年生46名、引率教員3名、学科技術員1名とともに見学に伺いました。2019年にもAGF関東株式会社で工場見学を実施しましたが、その後コロナの影響で工場見学は中止が続いていましたので、4年ぶりの再開となりました。
まず大きな部屋で、AGF関東の会社案内、取り扱い商品などの説明、コーヒーに関する説明を聞き、またAGF関東の主力商品であるブレンディが冷水でも溶けやすいことを体験する実験を各テーブル(3人)毎に行いました。加えて食品科学・衛生学実験として来ていることから、AGF関東での工場内の環境維持や安全性確保のための取り組みに関する講義もリクエストしてお話頂きました。次いで2班に分かれて、ドリップタイプとスティックタイプの製造行程の見学を、実際に稼働中の機械等を見ながら、分かりやすい説明を聞きながら行いました。AGF関東の工場見学は、単に見学用通路から中の様子を見るのと違い、倉庫内を通り、階段の上り下りもあり、本当に工場の中を歩いて見ていることが実感できます。部屋に戻ってからは質疑応答の時間を設けて頂き、参加した学生や教員から出た質問に対しても丁寧に答えて頂きました。約1時間半にわたる工場見学は大変貴重な経験となりました。工場見学の感想を全学生から提出してもらい、会社の方にも送らせて頂きました。
お忙しいところ、見学を受け入れて下さったAGF関東株式会社の皆様に感謝申し上げます。