工学デザインプログラム主催 公開講義 「デザインを超えて」 Lecture 2.
- 2023年6月9日(金) 16:10 - 17:40
- 主催: 前橋工科大学 建築・都市・環境工学群 工学デザインプログラム
- 場所: 前橋工科大学1号館5階152講義室(Zoom同時配信)
村田敬一先生は、約40年以上にわたり群馬県内の寺社建築や民家建築、産業遺産建築等の歴史的建築物について公私において調査・研究を進めるとともに、県文化財保護審議会委員や県内自治体の文化財調査委員等を歴任、国重要文化財4件を始めとする多数の文化財登録を実現し、近年では歴史的建築物の調査・改修に従事するNPOの指導を通じて後継者の育成にも携る等、本県屈指の歴史的建築物に関するオーソリティです。
今回の講演では、G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合の夕食会場にも選ばれた国重文の臨江閣や、臨江閣より一足先に国重文になった旧中島家住住宅(旧中島知久平邸)を初めとする県内の近代和風建築を取り上げ、江戸時代までの伝統建築(寺社建築、書院・数寄屋建築)と繋がっているそれら近代和風建築の魅力と価値について語っていただきます。
講演は152講義室の他、Zoomでも行います。下記からリンクしているオンラインフォームから申込をしてください。記入したemailアドレスへZoomのURLを返信します。
村田 敬一(むらた けいいち)
群馬県文化財保護審議会副会長、前橋工科大学客員教授
1948年玉村町生まれ。工学院大学大学院修了、博士(工学)。一級建築士。三菱地所(株)、群馬県立高校教諭・校長、前橋工科大学非常勤講師、等を経て現職。
著書:「群馬の古建築」(みやま文庫)、「シルクカントリー群馬の建築物史」(みやま文庫)、「まるごとわかる 世界遺産『富岡製糸場と絹産業遺産群』建築ガイド」(共著、上毛新聞社)、他