本年11月11日、本学はフィリピンのデ・ラサール大学と国際交流協定を締結しました。その交流の一環として、11月20日に同大学から8名の研究者が本学を訪問し、研究紹介や研究室見学を通じて活発な交流が行われました。
当日は、まずランチミーティングを実施し、その後、小田垣研究室(医工学プログラム)所属の大学院生による研究紹介プレゼンテーションが行われました。進行役は、フィリピンから本学大学院に留学している学生が務め、円滑に進行することができました。発表した大学院生の多くは英語でのプレゼンテーションや質疑応答に慣れていない様子でしたが、この機会を通じて貴重な経験を積むことができました。
さらに、デ・ラサール大学からは、本学との国際共同研究として進めている下肢運動リハビリテーションシステムに関するプロジェクトについて、これまでの開発状況や今後の計画についての報告がありました。この報告を通じ、研究の進展に向けた意見交換が行われ、充実した交流の場となりました。
その後、医工学プログラムを担当する各研究室を訪問し、それぞれの研究内容を紹介しました。この日のために、各研究室の学生たちは事前にプレゼンテーションや実演の準備を行い、短い時間ながらも自分たちの研究テーマを効果的に伝えることができたと思います。研究者同士の意見交換も活発に行われ、充実した訪問となりました。
今後も、本学とデ・ラサール大学の間では、留学生の派遣・受け入れや国際共同研究のさらなる発展を目指し、継続的な交流を続けていく予定です。両大学の協力を通じ、より一層の学術的成果が期待されます。
来学した研究者の所属先:
EDA-IBEHT: Evelyn D. Ang - Institute of Biomedical Engineering & Health Technologies
https://www.dlsu.edu.ph/research/research-centers/ibeht/
De La Salle University:
本学、多目的ホールにてランチミーティング
小田垣研究室、学生による研究紹介
集合写真
研究室見学1:首藤研究室、野村研究室、藤田研究室
研究室見学2:王研究室、松本研究室、安藤研究室
研究室見学3:荒井研究室、小田垣研究室、李研究室