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【医工学プログラム】荒井准教授らがJAXAと共同開発した二重小惑星探査機HERA搭載中間赤外カメラTIRIが火星と火星の衛星の撮像に成功しました

2025年3月18日

 情報・生命工学群 医工学プログラムの荒井准教授らが宇宙航空研究開発機構JAXAと共同で開発した中間赤外カメラTIRIが、欧州宇宙機関ESAの惑星探査機Heraに搭載され、小惑星DidymosDimorphosの二重小惑星系に向かっています。Hera計画は、近年、話題に上る地球に衝突する可能性のある天体の脅威を未然に防ぐためのプラネタリーディフェンスミッションで、米国航空宇宙局NASADARTミッションと協力して、小惑星の軌道変化実験と実験後の様子を詳細に観測することを目的としています。今回は、Hera探査機に搭載している装置の性能チェックと科学観測のために、火星とその衛星であるDeimosを観測しました。TIRIの機能と性能が良好であることが確認され、2026年暮れの二重小惑星の観測のための準備が整いました。

tiri.png

TIRIは伊勢崎市にある明星電気株式会社様に製造していいただきました.

外部リンク

https://hera.isas.jaxa.jp/wp-hera/4635/