前橋工科大学の学部、大学院の学生のみなさんへ
-6月29日から対面授業を開始します-
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、前橋工科大学は授業開始をひと月遅らせ、5月9日から遠隔授業を実施してきましたが、全国と群馬県の感染状況の変化から判断し、6月29日から対面での授業を開始します。
遠隔授業は、本学では経験のない新しい取り組みで、学生のみなさんと教職員のさまざまな努力の上で、続けてくることができました。けれども、みなさんの学ぶ工学を修めるには、言葉を交わし、手を動かし、経験する、それらがどうしても必要です。そのためにも、対面授業に移りたいと考えています。教え、学ぶことの基本、それはやはり、学生のみなさんの表情を確認しながら、教員が講義をすることにあると考えるからです。
特に今年度入学されたみなさんは、教員だけでなく同級生の顔もいまだ知らないという状況です。キャンパスに学生が集うことができる、それが大学という場の重要で欠くことのできない使命でもあります。6月29日から大学の本来の役割、空間が復活します。
-対面授業開始に向けて-
6月29日からの対面授業の開始に向けて、いくつかお願いがあります。
学生のみなさんの中には、いまだ地元に留まり遠隔授業を受けている人も多いと思われますが、対面授業を開始する2週間ほど前、6月14日前後には群馬、あるいは前橋に来ていただきたいと考えています。地域の事情も勘案しながら、それぞれが体調管理をしっかりと行い、できる準備を進めてください。
また、対面授業が開始されても、皆さんの健康面、安全面を第一に考えますと、教室など施設の利用を制限するなど、皆さんへの協力をお願いしたり、解決していかなくてはならない課題も多く残っています。本学としてもできるだけの準備をして臨もうと考えております。しばらくはみなさんに不便をかけるかもしれませんが、共に乗り越えていきましょう。
そして、対面授業開始まで遠隔授業を引き続き受講してくださるようにお願いします。
それでは6月29日を、元気で、期待をもって、待っていてください。
令和2年6月5日
学長 星 和彦
対面授業の開始に伴う注意事項等を、学生情報システム(UNIPA)に掲載していますので、必ず確認してください。
なお、今後も状況の変化に伴い、対面授業開始の対応を見直す可能性があります。
その場合は本学ホームページ、学生情報システム(UNIPA)に掲載しますので、引き続き最新情報を確認してください。