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県内大学最速の新ネットワークシステムが始動

前橋工科大学では、R4年4月からの学科再編に先駆けて、R3年11月から新しいネットワークシステムの運用を開始しました。
県内大学では最速(注1)を誇る圧倒的なスピード、最新のWi-Fiアクセスポイント導入による多数同時接続の実現、そして、学内にきめ細かく張り巡らされ、途切れることのないWi-Fi環境。
本来、一足先の未来にあるはずのネットワーク環境を整えたことで、BYOD(注2)を用いた最新のデータサイエンス教育に取り組むなど、これからの時代を担う人材の育成に努めていきます。

 ポイントその1)圧倒的なスピード 

有線回線で10Gbps、無線回線で10Gbps、大学全体で合計20Gbpsの通信速度は、県内の大学の中でも最速を誇ります。理論上は、2時間程度の動画ならば、およそ10秒でダウンロードすることが可能で、少なくとも、家庭用では決して届かない圧倒的なスピードを実現しました。このネットワーク環境を求めて、キャンパスでは多くの学生が集い、交流する様子が期待されます。

 ポイントその2)多数同時接続 

今回導入したWi-Fiアクセスポイントは、最新規格のWi-Fi6(IEEE802.11ax)であり、アクセスポイント1台につき、50台のネットワーク機器(PC、スマホ等)の同時接続が可能で、これにより標準的な一教室で行う授業の受講者全員をカバーできることになります。このアクセスポイントは、本学の学生会館(メイビットホール)にも配備され、学習だけでなく、食事や休憩中にも気軽に最速のインターネットを利用することができます。

 ポイントその3)途切れることのないWi-Fi環境 

学内配備のWi-Fiアクセスポイントは、実に120台。本学の建屋内では電波がほぼ隙間なく網羅されており、全てのアクセスポイントを同じSSID(注3)で認証させることにより、フロアや棟を移動しても途切れることがありません。高速ネットワークを駆使しながら、学習や研究、そして気になる話題にも花を咲かせることができます。

(注1)県内大学では最速:県内大学1キャンパス当たりの接続速度で比較(R3年10月本学事務局調べ)

(注2)BYOD:「Bring Your Own Device」の略称であり、個人が所有するPC等の端末をキャンパスに持ち込み、学習・研究用として活用することを指します。

(注3)SSID:アクセスポイントを識別するための名前で、同じ空間に複数のアクセスポイントがあった場合、どれと通信するのかを特定するため名付けられています。