3月14日(月)に前橋市役所1階ロビーにおいて、政府が推進する「デジタル田園都市国家構想」と前橋市が今まで取り組んできた「スーパーシティ構想」を融合し、デジタルツインを活用した「交通テック×脳テック」による交通事故リスク削減に関する実証についての記者発表が行われ、本学から福田理事長、今村学長以下多数の教員が参加いたしました。
本実証は、前橋市内の3D マップの作成、ドライブシミュレーションによる実証実験、分析・課題抽出というステップで推進する予定です。
市内の3Dマップ作成においては、8Kカメラを用いたレーザースキャン搭載車で撮影することにより、リアリティの高い情報を取得いたします。さらに、デジタルツイン(現実空間で収集したさまざまなデータを、IoTなどを活用しデジタル空間上で再現する技術)、球体スクリーンやモーション装置を搭載した最新ドライブシミュレーターにより、臨場感のある環境を再現し、シミュレーションを行います。
被験者の方にはモーションセンサーや眼電位センサーが搭載されたサングラス型のウェアラブルデバイスを着用いただき、頭部運動・視線移動のデータを精緻に取得することで運転時の危険行動との関連性を調査いたします。
3月15日(火)、16日(水)にドライブシミュレーション及び脳波等のバイタルデータの取得、眼電位の取得を実施しました。
本学は、取得したデータの分析及び課題抽出の役割を担います。
◆ドライブシミュレーター ◆実証関係者集合写真
◆本学江本教授 ◆本学福田理事長