本学の授業科目は、共通教育科目と専門教育科目の2つの科目群をもって構成されています。前者の共通教育科目は、大学生として必要な知性や教養、外国語力などを身に付ける人文・社会科学と外国語科目、専門教育科目を理解するための基礎となる自然科学科目からなっています。
本学では、共通教育科目の教育を実施する機関として基礎教育センターを設け、各学科との連携を図りながら教育を行っています。
共通教育科目(人文・社会科学科目、外国語科目、自然科学科目など)の実施
人文・社会科学、外国語科目 | ||
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哲学 | 日本国憲法 | 心理学 |
文学 | 国際関係論 | 美術 |
文化人類学 | 技術者理論 | 言語学 |
歴史学 | 生命倫理 | マスメディア論 |
科学技術史 | 英語 | 経営学 |
経済学 | フランス語 | 地理学 |
社会学 | ドイツ語 | 保健体育 |
法学 | 中国語 | など |
自然科学科目 | ||
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微分積分学I・II | 確率統計 | 生物学I・II |
線形代数I・II | 関数論 | 地学 |
ベクトル解析 | 物理学I・II・III・IV | 天文学 |
微分方程式 | 化学I・II | など |
高校および微分積分学Ⅰの授業で扱われる1変数関数の微積分に引き続き、微分積分学Ⅱでは多変数、特に2変数関数の微積分について講義を行います。一般に、1変数関数では、そのグラフは座標平面上の曲線を表し、微積分は接線や面積と大きな関わりを持ちます。これに対して、2変数関数のグラフは座標空間内の曲面を表しますが、微積分とはどのような形で関わりを持つのでしょうか。このことについて、先に学んだ概念との類似点や相違点に注意しながら、具体的な計算例を通して理論も重視した解説を行います。
化学は難しい教科と思われがちです。確かに、膨大な種類の物質や化学反応が出てくるので複雑と感じるのかもしれません。しかし、元素の種類はせいぜい100程度で、しかも、実在するほとんどの物質の形成に関与する元素はその半分以下に過ぎません。つまり、非常に少ない構成要素の組み合わせから、自然界に存在する物質や人工的に合成された物質が出来上がっています。化学II では、元素、原子の構造、原子を結びつける化学結合、原子の組み換えである化学反応、物質の諸性質、等を数学や物理学に基づいて学んでいきます。
英語B はCALL 教室を使い、コンピュータ上で英語の4技能の学修をしています。学修形態はブレンディッドラーニングというもので、対面学修とMoodle などのプラットフォームを使ったe ラーニングを混合した形を取っています。こうすることにより、学生はいつでも頻繁に英語に接することができ、コミュニケーションを日常的に継続することができます。
物理学は様々な自然現象を少数の基本法則から説明することを目的とした学問です。また工学系の専門分野を学ぶための基礎としても重要です。「物理学Ⅱ 」では「物理学Ⅰ 」に引き続き、物体の運動を説明する力学のうち、角運動量と剛体の運動を中心に学びます。こま・ヨーヨー・ビリヤードなどの身近なおもちゃや惑星の運動などが、全て同じ基本法則からいかに説明されるかを理解すること、数式を用いて論証する能力の養成を目標としています。