Ⅰ.学部・研究科等の概要
前橋工科大学は、工学部2学群(建築・都市・環境工学群、情報・生命工学群)、工学研究科の博士前期課程5専攻(建設工学専攻、建築学専攻、生命情報学専攻、システム生体工学専攻及び生物工学専攻)、博士後期課程1専攻(環境・生命工学専攻)で構成されています。
本学専任教員は全員学術研究院に所属し、工学部及び大学院の教育を担当しています。
教員情報はこちらをご参照ください。
「前橋工科大学ブックレット」では、本学教員の研究領域等を紹介しています。
「前橋工科大学ブックレット」についてはこちらをご参照ください。
II.学部・研究科等の研究活動の実施状況
1)教員研究費
教員研究費は、一般研究費(基礎研究費及び指導研究費、研究振興費)のほか、重点研究費(重点課題対応研究費)を学内の競争により配分しています。
2)外部研究資金の獲得状況
科学研究費 助成事業 |
共同研究 | 受託研究 | 教育研究 奨励寄附金 |
競争的外部 資金 |
学術指導 | |||||||
件数 | 金額 | 件数 | 金額 | 件数 | 金額 | 件数 | 金額 | 件数 | 金額 | 件数 | 金額 | |
平成25 年度 |
20 (8) |
23,821 | 27 (7) |
18,252 | 9 | 4,349 | 9 | 1 | 9,800 | - | - | |
平成26 年度 |
23 (6) |
29,692 | 30 (4) |
23,326 | 10 | 19,957 | 9 | 11,249 | 1 | 6,900 | - | - |
平成27 年度 |
24 (7) |
27,417 | 46 (8) |
32,554 | 9 | 6,292 | 19 | 16,111 | 3 | 10,227 | - | - |
平成28 年度 |
34 (14) |
35,694 | 41 (8) |
34,352 | 10 | 8,616 | 16 | 11,680 | 5 | 28,297 | - | - |
平成29 年度 |
28 (12) |
26,821 | 32 (5) |
25,443 | 3 | 494 | 18 | 9,960 | 3 | 22,043 | - | - |
平成30 年度 |
25 (11) |
22,295 | 25 (1) |
15,843 | 4 | 2,198 | 19 | 16,050 | 3 | 21,184 | - | - |
令和元年度 | 33 (14) |
34,524 | 28 (4) |
24,743 | 4 | 2,025 | 25 | 19,746 | 2 | 5,904 | 3 | 705 |
令和2年度 |
38 |
47,008 | 32 (6) |
21,835 | 0 | 0 | 21 | 16,270 | 0 | 0 | 5 | 1,360 |
令和3年度 |
44 |
44,493 | 30 (7) |
15,226 | 5 | 7,273 | 16 | 11,152 | 0 | 0 | 3 | 1,232 |
令和4年度 |
51 |
43,646 | 47 (6) |
31,001 | 5 | 3,548 | 14 | 13,090 | 1 | 2,959 | 3 | 1,767 |
(単位:千円)
※科学研究費助成事業の( )は研究分担者として獲得したもの、共同研究の( )は無償による共同研究を内数で示しています。
※共同研究・受託研究・学術指導・教育研究奨励寄附金の詳細については、こちら(地域連携推進センター)をご参照ください。
※新たに学術指導(平成31年1月1日施行)を新設しました。
《外部資金の採択事例》
・システム生体工学科 松本教授を代表とする研究グループがAMED公募研究事業に採択されました。(H28.7~H31.3)
・システム生体工学科 松本教授が野田総務相に研究の取り組みを説明しました。
・建築学科 堤准教授を代表とする研究グループがJST公募研究事業に採択されました。(H28.10~R2.3)
・システム生体工学科 朱教授が「さくらサイエンスプラン」による国際交流事業が採択されました。(R1.11)
3)研究成果
前橋工科大学研究紀要論文を群馬県地域共同リポジトリ(外部リンク)及びJ-STAGE(外部リンク)に掲載しています。
なお、全教員の研究実績(論文発表件数等)は次のとおりです。
国内学術論文 | 国際Journal誌等論文 | 著書(冊) | 建築作品(解説) | Proc.& Conf. 等論文 | 国内講演発表論文 | 資料・解説等 | |
平成25年度 | 36 | 36 | 9 | 3 | 28 | 159 | 43 |
平成26年度 | 30 | 43 | 27 | 9 | 19 | 208 | 44 |
平成27年度 | 32 | 57 | 12 | 10 | 27 | 275 | 39 |
平成28年度 | 27 | 33 | 21 | 20 | 33 | 281 | 34 |
(資料:前橋工科大学研究紀要)
著書論文歴 | 展覧会 ・作品等 |
学会発表 | 社会活動 | 講師・講演 | |
平成29年度 | 127 | 7 | 165 | 12 | 35 |
平成30年度 | 130 | 23 | 148 | 61 | 31 |
令和元年度 | 147 | 24 | 191 | 81 | 47 |
令和2年度 | 98 | 19 | 134 | 30 | 19 |
令和3年度 | 127 | 31 | 123 | 65 | 42 |
令和4年度 | 126 | 23 | 122 | 36 | 14 |
(資料:本学HP 教員情報)
※平成29年度実績より、教員情報HPの見直しに併せて集計方法を変更しました。
4)特許情報
前橋工科大学では以下の特許を保有しています。※は本学教員(現在)
特許番号 | 発明の名称 | 出願人 | 発明者 |
---|---|---|---|
特許第6450550号 | 廃石膏ボードを含む土砂系混合廃棄物の選別装置 | 公立大学法人前橋工科大学 石坂産業株式会社 群馬県 |
※三田村 輝章 熊谷 豊 小松 秀和 田島 創 |
特許第6351521号 | 車いす用電動アシスト装置 | 公立大学法人前橋工科大学 株式会社吉田鉄工所 |
※朱 赤 下田 祐紀夫 中島 潤 柴崎 英也 |
特許第6324335号 | モータ制御装置及びモータ制御方法 | 公立大学法人前橋工科大学 株式会社吉田鉄工所 |
※朱 赤 中島 潤 柴崎 英也 |
特許第6576218号 | 作業療法支援装置 | 公立大学法人前橋工科大学 株式会社ワークジョイ |
※小田垣 雅人 土井 弥 酒井 一幸 |
特許第6557161号 | モータ制御装置およびモータ制御方法 | 公立大学法人前橋工科大学 株式会社アドテックス |
※松本 浩樹 周藤 貴将 |
特許第6327649号 | コンクリート部材接合構造と、コンクリート部材接合構造用のスパイラル筋 | 公立大学法人前橋工科大学 カイエー共和コンクリート株式会社 |
※岡野 素之 森田 俊哉 飯塚 豊 |
特許第6560157号 | パワーアシスト装置 | 公立大学法人前橋工科大学 | ※朱 赤 |
特許第6298554号 | アイススラリ冷却システム | 公立大学法人前橋工科大学 株式会社ヤマト |
※朱 赤 ※王 鋒 下田 祐紀夫 西村 貞生 細野 隼章 高橋 大介 |
Ⅲ.公的研究費等の適正な運営・管理に関する取組みについて
前橋工科大学では、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(文部科学大臣決定)に基いづた基本方針を策定し、公的研究費等の適正な運営・管理及び不正防止に向けた取組みを実施しています。
公的研究費等の不正防止対策に関する基本方針(PDF:125KB)
【文部科学省】「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に係るコンプライアンス教育用コンテンツ
1)責任体制
職名 | 権限 | |
最高管理責任者 | 理事長 |
公的研究費等の運営・管理についての最終責任を負う |
統括管理責任者 | 学長 |
最高管理責任者を補佐し、公的研究費等の運営・管理について、法人全体を統括する実質的な責任及び権限を持つ |
コンプライアンス推進責任者 |
副学長(研究・地域貢献担当) |
公的研究費等の運営・管理に関するコンプライアンス教育及び必要な指導改善を行う実質的な責任及び権限を持つ |
2)相談窓口
公的研究費等に係る本学における事務処理手続及び公的研究費等の使用ルールに関する相談窓口を事務局学務課内に設置しています。
【相談窓口】 前橋工科大学事務局学務課 地域貢献・研究支援係 |
3)通報・告発窓口
職員等からの職員の研究活動上の不正行為に係る公益通報の受付等を行うための「通報窓口」及び職員等以外の者から告発の受付等を行うための「告発窓口」を事務局学務課に設置しています。
【通報・告発窓口】 前橋工科大学事務局学務課 地域貢献・研究支援係 |
※通報・告発に係る留意点
(以下、告発の場合は、「公益通報」を「告発」と読み替えるものとします。)
①当該公益通報が悪意に基づくものであることが判明しない限り、公益通報を行ったことを理由として不利益な取扱いを受けることはありません。
②当該公益通報が悪意に基づくものであることが判明しない限り、当該公益通報者の意に反して調査関係者以外に公益通報者の秘密が漏えいしないよう秘密の保持を徹底します。
③法人が行う調査に協力を求める場合があります。
④公益通報者は、前号の協力を求められた場合には、正当な理由がある場合を除き協力をしなければなりません。
⑤調査の結果、悪意に基づく公益通報であることが判明した場合は、法人が次に掲げることを行う場合があり得ます。
ア 公益通報者の所属及び氏名の公表
イ 公益通報者に対する懲戒処分
ウ 公益通報者を刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)第239条第1項の規定により告発すること。
4) 不正防止計画
前橋工科大学では、不正防止計画推進室を設置し、研究活動上で不正が発生する要因や背景を体系的に整理し、その要因に対する取組や今後必要な不正防止計画を策定しています。
>>公立大学法人前橋工科大学における公的研究費等に関する不正防止計画(PDF:447KB)
5) 誓約書の徴取
前橋工科大学では、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」(文部科学大臣決定)に基づき、研究費の適正な運営・管理の観点から、取引業者から誓約書を徴取します。
6)研究費関係監査の実施
公的研究費等に係る事務の適正な執行を図るため、関係規程等の定めにより、内部監査を実施しています。
令和4年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:112KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:94KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:107KB)
令和3年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>> 内部監査報告書【不正防止】(PDF:114KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:97KB)
> 内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:106KB)
令和2年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>> 内部監査報告書【不正防止】(PDF:77KB).pdf
>> 内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:63KB).pdf
>> 内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:70KB).pdf
令和元年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:77KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:63KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:70KB)
平成30年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:130KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:99KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:115KB)
平成29年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:58.8KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:45.2KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:52KB)
平成28年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:132KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:99KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:120KB)
平成27年度 研究費関係監査の実施結果を次のとおり公表します。
>>内部監査報告書【不正防止】(PDF:122KB)
>>内部監査報告書【科研費・通常監査】(PDF:101KB)
>>内部監査報告書【科研費・特別監査】(PDF:106KB)
7)関係規程等
>>公立大学法人前橋工科大学公益通報規程(PDF:166KB)
>>公立大学法人前橋工科大学における公的研究費等の不正使用の防止に関する規程(PDF:158KB)
>>公立大学法人前橋工科大学における研究活動上の不正行為への対応等に関する細則(PDF:120KB)
>>公立大学法人前橋工科大学科学研究費取扱規程(PDF:162KB)
>>公立大学法人前橋工科大学研究者行動規範(PDF:178KB)