システム生体工学科 朱研究室では、荷物を運ぶなど重労働に従事する作業者の負担を軽減するため、「装着可能な軽量腕型パワーアシストスーツ」の研究開発を行っています。
《特徴・独自性》
このアシストスーツの特徴は
1.人の動きを邪魔せずに各方向の運動が可能で、装着時に違和感がない
2.荷物を持ち上げる際に人の最も必要な動作をパワーアシストし、ほかの関節は自由
3.軽量(5.1kg)
などが挙げられます。
《産学連携の可能性》
建設現場または介護・医療施設などで働く人たちの安全を確保したうえで、さまざまな作業の支援を行うことができます。本アシストスーツの実用化・製品化に向けて、産業界とも連携し、さらなる研究開発を進めてまいります。
《特許出願について》
前橋工科大学では、システム生体工学科 朱 赤 教授が開発した「装着可能な軽量腕型パワーアシストスーツ」に関する特許の出願をしています。
【発明の名称】パワーアシスト装置
【出願番号】特願2016-105743
【出願日】平成28年5月27日
【出願人】公立大学法人前橋工科大学
【発明者】朱 赤
《本件に関する問い合わせ》
生体機能制御システム 朱研究室
前橋工科大学では、上記のほかに、共同研究等の成果による発明について、特許の共同出願を行っています。すでに権利化された特許をはじめとし、実用化・製品化に向けた研究開発を地域企業等のみなさまとともに進めています。