1年次より、基礎教育科目を通して多くの教養を身に付けるとともに、デザインに必要となる思考力、コミュニケーション能力を養うための授業を展開し、専門科目を学び、研究室に所属し卒業研究に取り組みます。
環境デザインII
環境デザインI に続く授業として、環境デザインにおける実践的な手法とプロセスを学びます。環境デザインII では、具体的な対象地を設定し、包括的かつ体系的な調査• 分析から潜在資源と現状課題を抽出し、持続的な都市や環境を構成する広域構想を起草し、対象地のデザイン提案へと展開していきます。先端的な事例調査や実在の都市デザインコンペ等にも挑戦しながら、対象地への計画やデザイン検討を進め、最終的な成果として学生自身によるプレゼン発表と講評会等を行います。
造形基礎工作II
空間デザインに必要な造形感覚を養うため、また、スケッチやデッサンによる空間描写力や、設計図面の作成に必要な配置図・平面図・立面図・軸測投象図・透視投象図等の作図力などの平面構成力、さらには、幾何立体の制作による空間的思考力、材料と構造を意識した模型制作等の立体構成力を身に付けるため、平面および立体的な造形作品の制作を行います。
研究室
情報メディアシステム研究室 担当教員/伊佐 浩史
音響や制御等のシミュレーションによる研究と、その結果のコンピューター・グラフィックスによる視覚化を研究しています。
テーマ例
- 高速ディジタル通信における信号受信方式
- 量子情報理論
学びのキーワード
- 通信方式/変復調/信号処理/量子計算理論/量子情報
環境デザイン研究室 担当教員/稲見 成能
当研究室では、建築や都市・まちづくり等に関するテーマを対象に、人と環境の調和を目指した提案や調査研究を行なっています。
テーマ例
- 都市景観に関する評価・法制度・履歴保存について
- 都市施設に関する計画・デザインの在り方について
- 住宅団地の持続可能性について
- まちづくり・地域の活性化について
学びのキーワード
- 都市計画・都市デザイン/都市景観・地域景観/人・モノ・環境/Art & Design/基礎造形
構造腐食研究室 担当教員/山中 憲行
本研究室では、繰返し荷重や地震荷重を受けたときの構造物の特性、腐食環境下の構造物の劣化特性について研究をしています。
テーマ例
- コンクリートブロック全般
- 低炭素鋼の腐食
- 構造物の疲労特性
- 構造物の耐震性能や力学性状
学びのキーワード
- コンクリートブロック/腐食/疲労/耐震/瓦
プロダクトデザイン研究室 担当教員/江本 聞夫
人の移動のための乗り物やサービスのデザインを中心に、プロダクトデザインを研究し、提案を創出します。
テーマ例
- プロダクトデザイン
- 自動車デザイン
- 電動ビークル開発
- パーソナルモビリティ開発
学びのキーワード
- 工業デザイン/プロダクトデザイン/ユニバーサルデザイン/環境デザイン
空間デザイン研究室 担当教員/駒田 剛司
建築デザインを軸とした空間の在り方を広く研究対象とします。
テーマ例
- 集合住宅、コーポラティブハウス、住宅、店舗などの設計について
- 前橋市街地活性化のためのハード、ソフト両面への提案
学びのキーワード
- 設計論/建築論/景観・環境/公共性/地域
環境・都市デザイン、ランドスケープ・アーキテクチュア研究室 担当教員/杉浦 榮
環境と人の関係から場や空間のあり方を捉え、都市や農村のありようから、土地利用や公共空間や建築施設などを含めた計画とデザインに関する研究を行います。
テーマ例
- 都市再編・地域再生
- 生態的都市論(ランドスケープ・アーバニズム)
- 既産業空間の変遷・活用
学びのキーワード
- 環境・地域/サスティナビリティ/公共・コミュニティ
クリエイティブ・コーディング/ライブ・コーディング研究室 担当教員/田所 淳
コード(プログラミング)による画像や映像、音楽(音響)の生成を通して、アルゴリズムや手続的な思考によるデザインやアートの創作と研究を行います。
テーマ例
- 生成的な形態によるデザイン手法の開発
- ライブコーディングによるオーディオビジュアル表現
- 様々な情報メディアを用いた作品の創作
学びのキーワード
- コーディング/アルゴリズム、手続的思考/フリーカルチャー
将来について
取得可能な資格
- 一級・二級建築士
- 木造建築士
- 1級・2級建築施工管理技士
- 1級・2級造園施工管理技士
- 1級・2級土木施工管理技士
- 1級・2級管工事施工管理技士
- 1級・2級電気工事管理技士
- 1級・2級建設機械施工技士
卒業後の主な進路
- 本学または他大学の大学院進学
- 総合建設会社・建設コンサルタント会社・建築設計事務所など
- 公務員 ほか