CURRICULUM POLICY
システム生体工学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、共通教育科目、専門教育科目(専門基礎科目、専門科目)に分けて、以下のカリキュラムを開設し、年次に従って実施します。
- 基礎教育から専門教育へスムーズに移行できるように、低学年において、数学、物理、生物、語学など幅広い分野の知識を修得させ、工学基礎力を涵養する。
- システム生体工学に関連する学問を体系的に学ぶことができるように、共通の専門科目を設けるとともに、システム脳神経工学分野、生体情報計測分野、生体機能制御分野の3つの専門分野を横断する科目を開設する。
- 専門教育では、専門科目の講義とともにプロジェクト型教育を行い、基本的な原理に対する理解を深め、課題探究能力や問題解決能力などの基礎力を養成する。
- 専門のゼミナールと卒業研究では、それぞれの分野の専門知識をさらに深め、社会に貢献できる研究の方法を学ぶとともに、自由な発想と柔軟な創造力を養い、論理的思考能力やプレゼンテーション能力、およびコミュニケーション能力を養成する。
DIPLOMA POLICY
卒業に必要な単位数を修得し、以下に示す能力を有すると認められたものに学位を授与します。
- 生体工学、メカトロニクス、情報科学を含むシステム生体工学に関する横断的な知識を有する。
- システム生体工学に関する問題の発見、分析、解決を主体的に取り組むことができる。
- 健康・医療・福祉機器やシステムの設計・開発をはじめとする広い分野に応用できる基礎的な技術力を有する。
- 技術者として、地域社会への貢献や技術を運用する責任と倫理について考えることができる。
- 論理的思考能力、プレゼンテーション能力、およびコミュニケーション能力を有する。
専門教育科目
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専門基礎科目
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専門科目
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必修
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選択
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必修
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選択
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生体情報計測分野
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生体機能制御分野
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システム脳神経工学分野
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1年次
| 前期 | プロジェクトⅠA~プロジェクトⅣA プロジェクトⅠB~プロジェクトⅣB 電気回路 |
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後期 | プロジェクトⅠA~プロジェクトⅣA プロジェクトⅠB~プロジェクトⅣB 電子回路 |
情報処理概論 解剖学 |
医学概論 | ||||
2年次
| 前期 | プロジェクトⅠA~プロジェクトⅣA プロジェクトⅠB~プロジェクトⅣB 生理学 |
光工学 機械工学 論理回路 電磁気学 人間・安全工学 |
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後期 | プロジェクトⅠA~プロジェクトⅣA プロジェクトⅠB~プロジェクトⅣB |
生体計測工学 制御工学 生体情報工学 |
情報・通信論 生体数値解析 |
組込みシステム | 生体システム工学 | ||
3年次
| 前期 | 実用化技術Ⅰ インターンシップ |
応用プロジェクトⅠ・Ⅱ 信号処理 |
医工学 | CAD ロボティックス |
脳神経工学 医用機器工学 |
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後期 | 実用化技術Ⅱ | ゼミナール 応用プロジェクトⅠ・Ⅱ |
画像処理 | 福祉工学 | |||
4年次
| 前期 | 卒業研究 | |||||
後期 | 卒業研究 |