工学部で教師を目指すこと
作新学院高等学校トップ英進部 勤務 (担当教科:理科)
さん
平成29年3月 博士前期課程生物工学専攻 修了
(栃木県立黒磯高等学校出身)
「工学部で教師を目指す」それは一見特殊な選択に思えるかもしれません。しかし、1年次からの学生実験、4年次からの卒業研究、学会への参加を通して最先端の研究に触れることで、理科という教科の魅力、学問としての在り方を教授するための知識が身に付きます。
本学の教職課程では、先生方の生徒一人一人に対するきめ細かい指導のもとに、プレゼン能力や主体的問題解決能力を養うことができます。先生方は授業の時間外でも気さくに対応してくださり、ささいな疑問から進路指導まで、どんな相談にも乗ってくださいます。また、学科の中でも希望者だけで構成される集団のため、少数で展開されることも魅力の一つです。
みなさんも教職課程で学んでみませんか?
大学卒業後の進路に「教師」という選択肢を
学校法人明照学園 樹徳高等学校 勤務
さん
平成28年3月 生物工学科 卒業
(学校法人明照学園樹徳高等学校出身)
私は現在、理科教師として毎日教壇に立ち授業を行っています。「工学部に進みたいけど教師にも興味がある」「大学で学問以外のことも学びたい」「教えること・人と接することが好き」この中で1つでも当てはまった方はぜひ、教職課程を履修してください。教えることの楽しさや教職センターの指導力の高さに気づき、大学生活がより充実することでしょう。
さらに教師となった暁には、実際に生徒と触れあうことでさらなる喜びを味わえるかもしれません。あなたも前橋工科大学で「教師への道」に挑戦してみませんか。
卒業生のメッセージ(平成28年3月卒業)「教員免許取得可能な工学部に進学したい。」 四年前の私にはこのような漠然とした目標しかありませんでした。しかしながら、本学で教職課程を履修することで私の意識は確実に変化していき、今年の4月からは教壇に立ちます。この最初の変化は1年次の授業において、実際に教員採用試験の履歴書の試し書きをした際のことでした。どんな教師に、どうして教師になりたいのか、具体的な教員像を意識し始めたのです。2度目の変化は、3年次の教育実習の時です。本学の教職課程の特徴は何と言っても少人数制であり、先生方が充実した指導内容を一人一人丁寧に、親身に指導してくださいます。私の場合には母校で実習をさせていただきましたが、実習先の諸先生は本学の教職課程の指導力の高さに驚いておられました。それらの驚きと賞賛はこの教職課程を学んでいる私の自信へと繋がりました。決定的な変化は就職活動中に起こりました。私は最後まで民間企業と教員採用における就職活動をあわせて行っていましたが、教職課程の先生を始めとする多くの方々が教師を志すよう、私を励まし背中を押してくださいました。 私は今、これから始まる教員生活に希望で胸を膨らませています。振り返ると本学でなければ教師になることはおろか、目指すことすらなかったのかもしれません。このようなきっかけをくださり、全力でサポートしてくださった先生方には大変感謝しております。また、教職課程を通して学んだことは民間企業における就職活動にも役立つ場面は数え切れないほどありました。将来、教師を目指す方はもちろん、大学で1つでも多くを学び、充実した学生生活を送りたい方、就職活動までに周りよりも一歩進んでおきたい方はぜひ、教職課程を履修してみてはいかがでしょうか。必ず、あなたの糧となるはずです。 |
大学院生のメッセージ(平成29年3月修了)「教職の授業は楽しそう、教員免許を持っていたら役に立ちそう」私が教職課程を履修した動機は、とても些細なものでした。しかし、教職課程を経て私の意識は大きく変化し、卒業後、教壇に立つまでに至りました。教師を目指す大きな転機となったのは、教育実習で最初の授業を担当したときでした。「先生が楽しそうに授業をするから、受けるのも楽しかった」「今すぐ赴任して欲しい」「分かり易く、一時間があっという間だった」、生徒や担当の先生からたくさんのお褒めの声を頂きました。この時、本学の教職課程の教員養成力の高さを知り、同時に、自分への適性があることも感じました。本学の教職課程は少人数制であり、一人一人細かく指導を行って下さいます。教職課程の先生方は、進学や就職活動、交友関係等まで、どんなことでも相談に乗って下さり、適切なサポートをして下さいます。また、地域の高校と連携を図っているため、第一学年から教育現場の生の声を聞くことができるのも、魅力の一つです。教職課程で得た、指導技術、コミュニケーション能力、主体性は、就職活動や社会に出てから、必ずあなたの役に立ちます。大学でも企業でも、大事なことは主体的な行動です。自ら動いた先に、あなたの夢を叶える道があります。教職課程の履修を、夢を叶える一歩目にしてみませんか。 |