はじめに

私たちの研究室では生命現象の解明を目指して、計算機を用いてゲノム情報・生体物質構造などの解析を進めています. 私たちの身体は多様な構造をもつ化学物質の物理的な相互作用により構成されています. 一見単純なこれらの化学物質の物理的な相互作用がどのようにして複雑な生命現象を発現するにいたるのかを知りたいと考えています. この20年程の間に分子生物学と計算機技術は大きな進歩を遂げました. 蓄積されつつある膨大な生物情報を最新の計算機技術で解析してゆくことで新たな発見に繋げてゆきたいと考えています。


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What's New.

2017年7月
奈良先端大等との共同研究により、次世代シーケンサーを利用し高い精度でタンパク質のDNA認識配列を特定するゲノムフットプリンティング法を利用した枯草菌の転写因子の認識配列に関する論文がJournal of Bacteriology 誌に掲載されました。
2015年3月
3月6~8日に神戸大学で行われた第九回日本ゲノム微生物学会年会で修士1年の松本秀太君とポスター発表「Gef-seqに対応したマッピングプログラムおよびGUIの開発」をおこないました。
2014年9月
羊土社より刊行された「次世代シークエンス解析スタンダード-NGSのポテンシャルを活かしきるWET&DRY」の一節 "III-3 高精度で結合領域を決定する" が掲載されました。
2013年4月
次世代シーケンサーを利用し高い精度でタンパク質のDNA認識配列を特定するゲノムフットプリンティング法に関する論文がDNA Research誌に掲載されました。
2013年3月9~10日
第七回ゲノム微生物学会でイルミナシーケンサーの変異コールに関するショートトークとポスター発表を行ないました.
2013年1月
卒研生の作成した二次代謝化合物3次元構造データベースKNApSAcK-3Dに関する 論文 がPlant and Cell Phisiology誌に掲載されました.
2012年12月
卒研生の小田部祐貴君と志村直樹君の作成した二次代謝化合物3次元構造データベースKNApSAcK-3Dを公開しました.
2012年4月
前橋工科大学生命情報学科に着任しました.