私たちの研究室は,ヒトの脳神経機能の計測や運動機能を回復するためのリハビリテーション機器の開発をはじめ 福祉機器の研究開発もおこなっています
Our research interests are in the area of neuroscience and biomedical engineering, which is related to the developments of a novel motor rehabilitation device and a brain functional imaging technology.
出来ない理由を考えるのではなく出来る術を考えよう
なぜ?どうして?を常に意識して研究しましょう
Stay Hungry, Stay Foolish ”— Steve Jobs
従来,作業療法の現場で用いられていたペグボードをすべて電子化した電子ペグボードシステムを提案しています. ペグの内部に加速度計や圧力センサを内蔵し,ペグボードにはタッチパネルを用いて運動の時間や加速度などを自動的に計測することができます. これによって作業療法におけるリハビリの定量的評価が可能となります.また患者は日々のリハビリの成果をグラフで見ながらモチベーションを維持することが可能となります. ※特許出願:土井弥,酒井一幸,小田垣雅人,“作業療法支援装置”:特願2015-22095 (2015) 株式会社ワークジョイ(群馬県館林市)との共同研究成果
脳神経を非侵襲で刺激することができる経頭蓋磁気刺激法(Transcranial Magnetic Stimulation : TMS)を用いてヒトの随意運動の解明を試みています. 特に周期的な運動(リズミック運動)におけるヒトの運動野の興奮性を検証しています. (公財)脳血管研究所・美原記念病院(群馬県伊勢崎市)との共同研究成果
被介護者においては,寝たきり状態によって引き起こされる褥瘡(じょくそう,いわゆる床ずれ)が頻繁に発生し介護現場における大きな問題となっています.我々は褥瘡発生のリスクを低減させるためのモニタリングシステムを開発しています. センサには導電性繊維を利用して洗濯可能で衛生面に配慮して開発を進めています. 群馬県繊維工業試験場(群馬県桐生市)からの受託研究